第14回:カードローンの返済方式の主流はリボ払い

カードローン・コラム

14. カードローンの返済方式の主流はリボ払い

ローンの返済方式はひとつでなく、様々なものがあります。
主な返済方式を挙げると、元利均等法式、元金均等方式、分割払い、リボ払いです。

元利金等方式は、住宅ローンなどの大口の借入れの返済に主に採用される返済方式です。
借入れた元金と金利とをあわせた返済額が毎月一定になるように計算されているもので、毎月一定額の返済になる為、先々の計画が立てやすいというメリットがありますが、返済開始からしばらくの間は金利の割合が高い為、なかなか元金が減らないというデメリットがあります。

それに対し元金均等法式は、毎月一定金額の元金の返済をしていくもので、金利は借入れ残高に対して算出された額が上乗せされます。
元利金等方式よりも返済総額は少なくなりますが、返済開始当初は残高が大きい為金利も高くなり、元金がある程度減るまでは返済額が多くなるという点がデメリットです。

分割払いは、あらかじめ借入れ期間に対する金利を元金に上乗せした上で、契約時に定めた返済回数で割った額を毎月返済する方式です。
計画的に返済ができそうに感じますが、実質的な金利が高い為に、返済回数が多くなるほど返済総額が増えるという隠れた落とし穴があります。

そしてカードローンの商品を提供している多くの金融機関が返済方式として採用しているのが、「リボ払い」といわれるリボルビング払いです。
リボルビング払いは、借入れしている総額に関わらず、毎月一定額を返済していく方式で、返済回数の定めはありません。
返済額が一定なので支払いがしやすい点で、カードローンの返済方式として多く用いられています。

リボ払い一言でいっても、さらに細かい分類わけをすることができ、それぞれ金利の計算方法も異なります。
その中で消費者金融が多く採用しているリボ払いの方式が「あるとき払い(ミニマムペイメント)」という返済方法です。
10万円の借入れをした場合の月々の返済額は4千円、以降借入れが10万円増えるごとに返済額が2千円ずつ上乗せされていくというような仕組みになっており、いつでも好きな時に臨時返済をすることができるというのが、あるとき払いの特徴です。

この他にもリボ払いには「定率リボルビング方式」、「定額リボルビング方式」、「残高スライドリボルビング方式」があり、それぞれはさらに細かくいくつかに分けることができます。
この中で、カードローンの返済方式の主流となっているのは「残高スライドリボルビング方式」です。
残高スライドリボルビング方式には、「残高スライド元利定額リボルビング方式」「残高スライド元利定率リボルビング方式」「残高スライド元金定額リボルビング方式」の3つがあり、一般的にカードローンの返済方式として採用されるのは、このうちの「残高スライド元利定額リボルビング方式」です。

残高スライド元利定額リボルビング方式は、借入れをしている残高が一定の範囲で段階的に分けられ、それに応じて返済額がスライド(変動)していく返済方式です。
たとえば、10万円までは5千円、以降10万円増えるごとに5千円ずつ毎月の返済額が増えていくという仕組みになっています。
同じ枠の範囲内であれば、1万円の借入れでも10万円の借入れでも返済額は同じ5千円になります。

リボ払いは返済額が少ない為、借りられる枠があるとつい気軽に借りてしまいがちですが、実は分割払いよりも金利が高く設定されている為、返しては借りるということを繰返すといつまで経っても元金が減らないということになってしまいます。

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