Q&A(よくあるご質問)|
TOPページ >>カードローン・コラム>>No.13
キャッシングやカードローンは、予定していない急な出費で困った時に心強い味方となってくれるものです。
ですがそれは計画的な利用ができることが大前提です。
必要な時に借りられるだけ借りて、返済する段階になって自分の返済能力を超えた借入れ額になっているのに気付き、毎月の返済に四苦八苦し、返済する為に別の借入れをする借金体質に陥らないよう、返済計画は借入れをする前からしっかりと立てておくことが重要です。
キャッシングやカードローンの返済は、分割でする場合、当然ながら金利が発生します。
借入れに対する金利は、借入れをしている日数で計算されるので、余裕がある時には多目に返済するなどして早期に完済できるよう心がけることが返済総額の軽減につながります。
あらかじめ契約で定められた返済期日での返済は、元金に期日までの金利を合わせた額を返済することになります。
つまり、返済した額面だけ元金が減るということではないのです。
毎月定められた返済期日とは別に、途中で返済を行うことを「繰上げ返済」または「臨時返済」といいますが、繰上げ返済をした場合は、返済した額の100%が元金の返済に充当されます。
その為、次回の返済期日では金利計算の元になる元金が減っている分、元金に上乗せされる金利も安くなります。
繰上げ返済を繰返せば、どんどん元金が減り金利も安くなる為、返済する総額も少なくなるのです。
コンビニや提携金融機関のATMで、いつでも自由に繰上げ返済することができるカードローンも多いので、事前に確認し、そういったカードローンを利用すると良いでしょう。
このようにメリットの高い繰上げ返済ですが、計画的に行わないと思わぬ不都合が起こる場合もあります。
早めの返済を心がけるのは大変良いことですが、先々の返済まで見据えた上で繰上げ返済をすることが大切です。
具体的にどういうことかというと、繰上げ返済は臨時で行う返済であって、たとえば同じ月に二度、三度と繰上げ返済をしたからといって、翌月の返済期日の返済分が免除されるものではないのです。
毎月定められた返済金額の何倍もの額を繰上げ返済しても、所定の返済期日には、定められた金額を返済しなければなりません。
これを考えずに繰上げ返済をしてしまうと、所定の返済期日になって返済するお金がないという事態に陥ってしまいます。
先月多めに返済をしたから、今月の返済が何日か遅れても良いとは借入先は考えてくれません。
返済が遅れれば遅れただけ、信用に傷がついてしまうのです。
所定の期日にしっかりと返済を行うことは借入れの大原則です。
繰上げ返済は、毎月の返済額を確保した上で、それでも余裕があるという時に行うことが最も重要なポイントです。
←12.万全のマネープランとは?
→14.カードローンの返済方式の主流はリボ払い