第20回:@カードローン‐悪質業者にご注意!

カードローン・コラム

20. 悪質業者にご注意!

貸金業を営む為には、必ず貸金業者としての登録をし、営業の認可を受けなければならないと義務付けられています。
登録の形態には2種類あり、1店舗のみで営業する時には都道府県の知事への届出と認可が必要となり、複数の店舗を持って各都道府県で営業をする時には、財務局への届出と認可が必要となります。
しかし、貸金業者の中にはこの届出や登録を受けず、影で貸付けを行っている業者も存在します。
それがよく聞く「ヤミ金業者」と呼ばれる悪質業者です。

「ヤミ金」とは、法の目をかいくぐって不当な貸付けを行う「闇金融」を指しています。
このような悪質業者は、都心部をはじめ全国に数千も存在しているといわれています。
ヤミ金業者は、法の定めなど全く無視した高利で貸付けを行っています。
たとえば、「トイチ」「トイニ」などといわれるものは、貸付け金額に対する金利設定を表すヤミ金業者の専門用語で、「トイチ」は10日間で1割、「トイニ」は10日間で2割もの法外な金利が加算されていきます。
さらに借りた側が返済しきれなくなった場合には取立ての手段を選ばない為、決して近づかないよう注意する必要があります。

ヤミ金業者と一言でいっても、様々な手口がありますので、いくつか取上げてみます。
まずは「整理屋」と呼ばれている悪質業者です。
債務者(借りた側)が借入れ額がふくらみ、返済がしきれなくなると手段として考えるのが債務整理です。
整理屋は困っている多重債務者をターゲットにして、法外な手数料を取って債務整理を行っているのです。
しかし、整理屋が行う債務整理は決して債務者にとって有益なものではありません。
なぜなら、高額な報酬をせしめることが目的だからです。
一括で払えないことを承知の上で分割させ、さらに法外な金利まで上乗せしてきます。
中には、弁護士をかたる人物を用意して騙す業者もあるようです。

次に「紹介屋」と呼ばれる悪質業者についてです。
紹介屋も多重債務などで一般の金融業者からの借入れが難しくなった債務者を主に狙っています。
あり得ないほどの低金利や、他の業者で断られた場合でも必ず融資するかのような誘い文句で広告を出し、連絡をしてみると現在の借入れ状況などを理由にして自分のところでは貸せないと告げ、内緒で別の業者を紹介してあげると言い、紹介先として告げた業者から借入れたお金から紹介料を支払うよう請求してきます。
しかし実際にはその業者が紹介した事実などはなく、ただ単に審査の甘い業者を教えているだけなのです。

また、電柱や電話ボックスなどによく貼られている広告で、店舗の電話番号が携帯番号になっている業者があります。
これは「090金融」と呼ばれる悪質業者です。
店舗を構えず、携帯を使って債務者と連絡をとり、高利な貸付けと荒っぽい取立てを行うとされていますが、事務所を持たずに行動している為に摘発することが難しいというとても厄介な悪質業者です。

こうした悪質業者から身を守る為の手段は、考えられないほどの低金利や「必ず貸します」というような甘い言葉には決して乗らないことです。
それともうひとつ、正規の金融業者であるかを見極める為に、貸金業者の登録番号についても覚えておきましょう。
貸金業者のホームページや新聞の折込広告などには、必ずどこかに貸金業の登録番号が記載されています。
登録番号は、1ヶ所での営業の場合には「〜県知事(1)第123456号」、複数の都道府県に店舗を構えている業者の場合には「関東財務局長(3)123456号」のようになっています。
貸金業の登録は3年ごとに更新することが義務付けられており、カッコ内に記載されている数字が更新した回数を示しています。
悪質業者は、警察の手から逃れる為に何度も商号を変えることから、カッコ内が「1」であることが大半なのです。
よって、そうした登録番号の業者を利用しないよう注意しましょう。

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